■■は行■■



バインドボイス
 ばいんどぼいす
 威嚇の咆哮のこと。効果範囲にいるときに吼えられると、一定時間耳をふさいで硬直してしまう。「バインドボイス」が正式名称なのだが、プレイしていて「バインドボイス使いやがった!」とはあまり言わない。大抵「吼えやがった!」と言うと思う。



剥ぎ取り名人
 はぎとりめいじん
 剥ぎ取り回数が1回増えるスキル。ボスの本体、尻尾はもちろんのこと、鳥竜種や虫と言ったザコモンスターも剥ぎ取り回数が増える。素材集めには適しているが、スキルの付いている装備が少なく、戦闘用スキルとの両立が難しいのが弱点。ネコの解体術との併用も可能。


バストンウォーロック
 ばすとんうぉーろっく
 対キリン用最終兵器。攻撃力300〜360。リロード:やや遅い、反動:中。タンクメイジ、バストンメイジの強化型。上位ゲリョス亜種の素材で作る。全レベルの散弾を6発装填できる、散弾のために作られたようなボウガン。不動シリーズで「反動軽減+2」のスキルをつけるとLv.3散弾でもLv.1散弾のように撃ちまくれるようになる。タンクメイジやバストンメイジでもできるとはいえ、キリンハメをしたいなら持っておきたい一丁。


バストンヘクセン
 ばすとんへくせん
 バストン系最終モデル。初期値で336という高い攻撃力を誇る散弾系ヘビィボウガンだが、上位及びG級でキリンハメができなくなってしまったため存在意義が薄れてしまった。なお、名称の「ヘクセン」はドイツ語で「魔女」のこと。さらにこの上に「バストンヘクセンG」が存在するが、やはり影が薄い。


抜刀術
 ばっとうじゅつ
 P2Gから追加されたスキル。武器出し攻撃に限り、クリティカル率が100%になる。納刀状態から直接移行した場合、大剣とハンマーの溜めにも適用される。抜刀状態で立ち回る片手・双剣・太刀・ランス・ガンス・笛にとってはほぼ無意味なスキルだが、納刀状態で立ち回り、武器出し攻撃が主な攻撃手段となる大剣にとってはこれ以上ない好スキル。ハンマーも使いどころは少ないものの、抜刀溜め3のスタンプや回転ホームランがとんでもない威力になる。このスキルの導入によって、いままで敬遠されがちだったマイナス会心武器が使いやすくなった。


ハットトリック
 はっととりっく
 1クエストで同じプレイヤーが三回死ぬこと(シングルを除く)。元はスポーツ用語(クリケット)。サッカーでやると英雄だが、モンハンでやったら二度と表を歩けない。



覇弓レラカムトルム
 はきゅうれらかむとるむ
 アカムトルムの素材を使った弓。攻撃力300、龍属性200、会心率50%という破格の性能を持ち、さらに強撃ビン、毒ビンの使用まで可能。アカム系武器の短所である「切れ味ゲージの短さ」が弓という武器の特性上存在しないため、ラオシャンロンからゲームバランスまで破壊するとまで言われる凄まじい実用性を持つ。四人でこれを使用するとラオシャンロン・シェンガオレンはその場に釘付けになり、タイムアップが心配されるほど。プレイヤーの腕によっては上位ラオシャンロン、黒龍、紅黒龍、祖龍などのソロ討伐が可能になる。
 P2Gでは他の弓と同様に大幅に弱体化した。攻撃力252、龍属性160、会心率40%。何より大きいのが溜め3が封印されたことで、スキル「装填数UP」がないと3まで溜めることができない。覇滅弓クーネレラカムに強化することで攻撃力312、龍属性200となるが、溜め3の封印はそのままである。



覇銃槍アペカムトルム
 はじゅうそうあぺかむとるむ
 アカムトルムの素材を使ったガンランス。攻撃力575、会心率40%という異常なパラメータを持つ武器。しかしそれ以外の部分は目を覆いたくなるほど性能が低く、特に砲撃関連はボロボロ。砲撃レベル1、通常型のため、砲撃や竜撃砲では満足にダメージを与えられない。また切れ味が短いため、すぐに撃てなくなってしまう。あくまで砲撃はコンボをつなぐためのものと割り切って、斬撃を基本に戦術を組み立てよう。



覇爪アムルカムトルム
 はそうあむるかむとるむ
 アカムトルムの素材を使った双剣。攻撃力350、会心率35%と破格の威力を誇るが、切れ味ゲージが極端に短く、属性も付いていないため扱いにくい。切れ味+1がついても最大で緑ゲージまでしかいかないので、肉質の硬い相手には使えない。



覇笛ハウカムトルム
 はてきはうかむとるむ
 アカムトルムの素材を使った狩猟笛。攻撃力1300、会心率40%という攻撃特化の性能で、特に攻撃力は全武器中最強。しかしアカム系特有の切れ味ゲージの短さと、終盤で役に立つ演奏効果がないことなどから実用性はかなり低い。属性が付いていないことも使いにくさの原因か。



覇刀タンネカムトルム
 はとうたんねかむとるむ
 アカムトルムの素材を使った太刀。攻撃力1200という破格の威力を誇り、会心率も40%と鬼の性能。切れ味ゲージは短いものの、「業物」「切れ味ゲージ+1」「心眼」等のスキルがあればある程度補える。鞘にしまった状態でははっきり言って大剣にしか見えないほど巨大だが、鞘から抜いてもやはり大剣にしか見えないほど巨大。


パティ
 ぱてぃ
 ジャンボ村の酒場の看板娘。制服であるヘルパー装備に栗色の髪。走ってきて足ブレーキをかける(ムービー「ようこそ!ジャンボ村へ」)など、かなり活発な様子。声質や体型などからすると他のヘルパーちゃんより若干幼いようだ。おそらく十代半ば。


ババコンガ
 ばばこんが
 密林や沼地、樹海などに生息する、牙獣種に属する大型モンスター。ドスとはついていないが、コンガ種の頭目級である。外見はピンク色をした猿。その色から「桃毛獣」の別名を持つ。ユーモラスな外見をしているが、筋力が強く攻撃力は高い。一つ一つの動作は比較的緩慢だが、飛竜とはテンポが違うので慣れないうちは苦戦する。大きさ以外の特徴は、長く発達した爪と、頭のトサカ。頭頂部の毛を草の汁などで固めたそれは、群れのリーダーの証である。突進、ネコパンチ、ボディプレス、ラリアットといったまともな攻撃も使用するが、なによりババコンガの方向性を決定づけているのはオナラ、フン攻撃といった「下ネタ」である(名前の「ババ」も、糞を意味する)。これらの攻撃を喰らうと、身体や荷物に強烈な悪臭が付着し、60秒間薬・食料系のアイテムが使用できなくなる(通称「ウ○コ病」)。この状態は消臭玉で回復できる。また、極めて食欲が旺盛で、たとえ戦闘中であってもキノコや肉を食べる。そのため、他のモンスターでは発見されていない時しか使えないトラップ肉が極めて有効である。その様子から、「道化」と呼ばれることもしばしば。


ババコンガ亜種
 ばばこんがあしゅ
 樹海や旧密林に生息するババコンガの亜種。毛の大半が苔のような緑色になっており、弱点属性も氷に変わっている。攻撃パターンは原種に近いが、原種よりもオナラやフン攻撃を多用する傾向にあり、なにかとウ○コ病にされる。特に怒り状態時に落とし穴にかけると、連続で放屁し手が付けられなくなる。


ハメ
 はめ
 ハンターかモンスター、どちらかが一方的に攻撃できる状況。ハンター側が使う場合は「ハメ技」、モンスターが使った場合は「ハメられた」という。「ハメられた」は「重ねられた」と同義。「ハメ技」で有名なのはキリンハメ、密林クシャハメ、黒龍壁ハメ、街テオ壁ハメ、ナナ火山崖ハメなど。ただし続編のP2Gではモンスターの新モーション等によって不可能になっている場合もある。


早弁
 はやべん
 エリア内にまだ大型モンスターがいるのに、尻尾などを剥ぎ取ること。尻尾を切ったり、二頭同時クエストで片方を倒したとき、本来は大型モンスターを倒すかエリア移動するのを待つかするのがセオリーだが、余裕があるときやどうしても剥ぎ取りたい場合に行う。気持ちはわかるが、早弁していて攻撃を喰らったりすると仲間から大ヒンシュクを買うので、ほどほどにしておこう。


パラサイト
 ぱらさいと
 「寄生」とも。クエストに参加しても戦わずにいて、クリア後に剥ぎ取りだけをすること。クリアまではキャンプ待ちやひとりで採取していたりすることが多い。他のプレイヤーを不快にさせ、ネットで叩かれるなどの事態に発展することもある。メンバーがよく知った相手だけなら、同意を得て実行することはできるが、それでもあまり好ましくはない。仲間内の場合は、新人にとりあえず装備を与えたい場合や、2ndキャラの育成・HR上げなどで行われることが多い。


バリスタ
 ばりすた
 砦や戦闘街に設置されている固定式の大型ボウガン。威力50の弾を2発同時発射。弾の最大所持数は10発。大砲と比べると威力で劣るが、使いやすさでは大きく上回る。簡易照準のほかスコープモードでの射撃が可能で、狙う場所と発射タイミングを完全にコントロールできるのが最大の強み(ただし、武器のボウガンと違って倍率操作はできない)。特に対古龍戦では翼破壊に大活躍する。


ハンター日誌
 はんたーにっし
 公式サイトで公開されている、ゲームドラマ。特殊なROMを使用しており、普通ではできないカメラアングルなどで撮影している。ハンター大全やファミ通WaveなどにDVDが付属したこともある。
主人公は新米ハンター「モン」。ともに狩りをする仲間は時期によって異なるが、異様に関西人率が高い。これはモンの呼び方を「〜はん」、つまり「モンはん」にするため。シリアスなシーンもあるが、基本的にはギャグ路線で物語は進む。人気があるらしく主人公モンは小説版、カードゲーム、ピンキー、そしてP2Gではクエスト依頼者として(わずかにではあるが)登場している。


HR
 ハンターランク
 狩りの記録や功績に応じて上がるハンターの格付け。初心者などが間違って危険度の高いクエストに行ってしまわないようにクエストにはHRによる参加制限がかけられており、ギルドからそのクエストを遂行するに足る実力があるとみなされなければ受注することもできない。またミナガルデなどの街ではゲストハウスの宿泊時にHRで泊まれる部屋を制限したり、酒場で食べられる食事を制限したりしている。これは、高HRのハンターを厚遇することで低HRのハンターの向上心を煽る目的がある。HRはハンターの腕前の目安ではあるものの絶対的な基準ではなく、高HRでも腕のいいハンターとは限らない。パーティでの狩り中心の場合、本人の活躍そのものより隊としての功績が評価されるためである。


ハンマー
 はんまー
 無印の頃からある武器ジャンルのひとつ。狩猟笛が登場するまでは唯一の打撃(専門)武器だった(ランスは打撃・斬撃が混在)。名前通り巨大なハンマーで、攻撃力に特化した近接戦闘最高クラスの威力を持つ武器。かといって大剣のように手数が少ないわけでもなく、短時間で大ダメージを与えることができる。また、攻撃には気絶蓄積値が付加されており、頭を殴り続けるとモンスターをスタンさせることができる。一方武器の形ゆえに防御不可で、リーチも短く密接する必要があるなどリスキーである。しかし避けることさえできれば、最強武器になる可能性を秘めている。なぜかネタ武器が多い。


秘境
 ひきょう
 通常の手段では行くことができないボーナスエリア。上位の沼地・雪山・砂漠・火山にのみ存在する。上位のアクシデントでスタート位置が秘境になったときのみ訪れることができ、訪れても一度外に出ると戻ることができない。ネコスキル「秘境探索術」が発動すると確実に行くことができるが、ネコスキル自体発動がランダムなので任意で行く手段は皆無。多数の採取・採掘ポイントがあり、素材集めに適しているものの、任意に行くことができず、秘境に来た時に限ってピッケルや虫あみを持っていない、ということが多いため実際にはそれほど活躍しない。アイテムもそれほど珍しいものがあるわけではなく、あくまでおまけ程度に考えておくべきだろう。
 なお、ドスで金竜・銀竜と戦うための古塔のフィールドも秘境と呼ばれる(行くには秘境セットが必要)が、ボーナスエリアの秘境とは別物である。


被弾 
ひだん
 モンスターからの攻撃を喰らうこと。モンハンでは振り向きやガード削りの微小ダメージが存在するので、大型モンスターとの戦闘でノーダメージというのはほとんどない。また、火事場発動などのためにわざわざ自爆する人もいるので、残り体力だけでは狩りの腕前を表しにくい。そこで、モンスター攻撃が当たった回数を被弾数として、その少なさを腕前の基準とするようになった。ケズリで体力が減っても、被弾ゼロなら優秀なハンターである。



ピッケル
 ぴっける
 岩盤を採掘するためのアイテム。壊れやすさによってボロピッケル・ピッケル・ピッケルグレートにわかれるが、アイテムの判定自体には影響しない。壊れやすさはあくまで確率なので、ボロピッケルが何回も使えることもあれば、ピッケルグレートが一回で壊れてしまうこともある。火山など採掘ポイントが多い場合は、すべてのピッケルを最大数まで持っていくことをお勧めしたい。


氷結晶 
ひょうけっしょう
 鉱脈から採掘できる鉱石のひとつ。氷が地下で長い間、冷気と強い圧力で硬化し結晶化したもの。常温ではもちろん、砂漠や火山といった高温の場所でも決して溶けることはなく、周りに冷気を放ち続けている。クーラードリンクなどの材料になるほか、氷属性の武器の素材にもなる。

PC 
ぴーしー
 プレイヤーキャラクターのこと。自分で操作キャラの名前を決める本作では、操作キャラ全般をさす。


ヒーラー
 ひーらー
 女性専用装備。ヘルパーに似ているが青を基調としており、上着には青のストライプが入っている。また、帽子はナースキャップのような形状になり、丸眼鏡が追加。髪もアップになり看護師のようなイメージになっている。ヒーラーという名前からしても、ギルドの医務室(そんなものあるかどうかは分からないが)なんかで使われていそう。ギルドの制服と言われながらも他に着ている人がいないためか、ヘルパーと比べて人気がない。それでも、女PC使いなら持っていたい一着。


ヒーラーU
 ひーらーゆー
 女性専用装備。名前こそヒーラーだがデザインはかなり異なる。色は黒と赤のタータンチェックで、足元はブーツ。ヘルパー・ヒーラーシリーズの中で唯一かぼちゃパンツではない。帽子もヒーラーとは異なり、ランポスヘルムに近い形状になっている。胸元はリボンではなくネクタイ。どう見ても看護師とかには見えないデザインだが、むしろ思い切りがよかったのか女PC使いから絶大な人気を誇る。その人気に比例するように入手難度はかなり高く、黒龍の素材が必要であったり(ドス)、訓練所ラージャンのコインが必要であったり(P2)とかなり厳しい。それでもこの装備を手に入れるために修羅の道を行くハンターは多い。


必殺!飛鳥文化アタック
 ひっさつ!あすかぶんかあたっく
 P2Gから追加された、ラージャンの攻撃パターン。真上に飛びあがってから帯電しながら回転して突っ込んでくる。ラージャンの攻撃手段の中でも強力な即死級の攻撃だが、予備動作が大きいため滅多に当たらない。名前の元ネタは「ギャグマンガ日和」(アニメ版は「ギャグマンガ日和2」)の「聖徳太子の楽しい木造建築」。聖徳太子が小野妹子に対して使用した「伝説の技」。このときもやはり回避され、壁に激突した太子は「背中痛っ!!」と悲鳴を上げた。きっと避けられたラージャンも同じ心境。


ヒプノック
 ひぷのっく
 フロンティアから登場した飛竜。鳥竜種に属しており、イャンクックやゲリョスに近い。全身が体毛と羽根に覆われており、これまでの鳥竜種と比べてもダントツに鳥に近い外見をしている。ギリシャ神話の眠りの神、ヒュプノスが名前の元らしく、睡眠液や睡眠ガスとといった攻撃を得意とする。また発達した両足と、カギヅメを使ったキックが得意技で、この攻撃は威力が高いうえに避けにくい。主な攻撃手段は睡眠液、バックステップ睡眠ガス、キック、回転尻尾、連続ついばみなど。フロンティアでは睡眠液にダメージがあり、一度食らうと連続で吐きかけられてハメ殺されることがあったが、P2Gではダメージがなくなりハメ死の危険性が減った(それでも、強烈なキックでモーニングコールされることはあるが)。ヒプノックの素材を使用した武具は、ヒプノックの特性を受け継ぎ睡眠に秀でたものとなる。



平撃ち
 ひらうち
 ガンナーが照準せずに発砲して攻撃すること。ガンナーは(特にボウガンは)スコープを覗いて狙撃するのが基本となるが、照準中は前方しか見えず周囲が見えなくなってしまうため危険である。特に雑魚モンスターがいる乱戦中は、折角スコープモードにしても攻撃されてすぐに解除されてしまいやすく、スコープにこだわっていると何もできないまま力尽きてしまうこともある。そこで、複数のモンスターがいる場合での立ち回りとして、照準を使わずに発砲する技法が編み出された。慣れないうちは当てるのが難しいが、慣れるとカメラ位置等を調整して小さな的にも平撃ちで当てられるようになる。ただし、部位破壊などに関してはやはり精密射撃のほうが有効であり、特に仰角・俯角がつけられないという弱点は大きい。また、散弾はPT戦で使う場合、仰角をつけずに撃つと仲間を巻き込むため嫌われる。平撃ちの技法は必要なものだが、頼り過ぎずスコープと使い分けることが重要。


飛竜
 ひりゅう
 空を飛ぶ能力を持ったモンスターのこと。生物学的な分類を意味する「飛竜種」とは異なり、飛竜種以外のモンスターも含まれることがある。たとえばイャンクックやゲリョス、ヒプノックは飛竜だが「飛竜種」ではない(イャンクック、ゲリョス、ヒプノックは「鳥竜種」)。逆に、生物学的には「飛竜種」でも、飛竜と呼ばれない場合もある。例としては魚竜のドスガレオス、ガノトトス、ヴォルガノスなど。またアカムトルムは「飛竜種」だが、翼が完全に退化しており飛ぶことができない。アカムトルムは「覇竜」である。


疲労
 ひろう
 状態異常のひとつ。スタミナが最低値まで下がり、しかも、しばらく食料系アイテムを使えなくなる。オオナズチの疲労ブレスのみで付加される。回避・攻撃共にままならなくなるのでかなり危険。元気ドリンコで回復できるが、アイテムの存在感が薄く忘れられがち。また、食らう前に狂走薬系のアイテムを使用していると、最大値は減衰するものの狂走状態は維持されるため支障なく立ち回れる。


封龍剣【絶一門】
 ふうりゅうけん【ぜついちもん】
 火山や古塔、老山龍クエストなどで手に入る「さびた小さな塊」を研磨していくと現れる武器。攻撃力126、龍属性520の片手剣。無印の頃は下位で入手できる数少ない龍属性武器として重宝されたが、その後もっと強力な龍属性武器、もしくは入手の容易な龍属性武器が現れたため現在の地位はかなり低くなってしまった。それでも龍属性520は強力。地味だが活躍の場はまだある…はずだ。


封龍剣【超絶一門】
 ふうりゅうけん【ちょうぜついちもん】
 上位火山や古塔、老山龍クエストなどで手に入る「太古の小さな塊」を研磨していくと現れる武器。攻撃力182、龍属性480の双剣。強さ、使いやすさ、見た目のカッコよさと三拍子がそろったため、登場以来高い人気を誇っている。「太古の小さな塊」の入手難度自体は高めだが、その実用性から頑張って手に入れるだけの価値はある。龍に弱い相手限定だがその威力は絶大で、老山龍ソロ討伐なども十分可能である。弱点は双剣特有の切れ味ゲージの短さと、会心率-20%がついていること。


封龍剣【滅一門】
 ふうりゅうけん【めついちもん】
 攻撃力672、龍属性520の大剣。ドラゴンキラーの強化で作れるが、火竜の逆鱗、雌火竜の逆鱗が五枚ずついるという激しく面倒くさいレシピを持つ(P2)。強力ではあるが入手難度が高く、実用武器としては若干の疑いが残るが、大剣使いなら手に入れておきたい一本ではある。見た目もカッコイイ。


封龍剣【超滅一門】
 ふうりゅうけん【ちょうめついちもん】
 攻撃力720、龍属性840の大剣。【超絶一門】とは異なり、こちらは【滅一門】からの強化で作る。840という異常な属性値を誇り、これは他の属性の武器を含めても最強である(次点はレイトウ本マグロの氷属性700)。まさに「封龍剣の一撃は、死ではなく滅と知れ!!」ってな感じ。凄まじいパラメータを誇るまさに大剣使い垂涎の品だが、強化元の【滅一門】がそもそも手に入りにくいうえ、強化には黒龍系の素材が必要になるなどの理由もあって入手難度は極めて高い。大剣らしく弾かれ易いので実際のところ出番は少なめ。


封龍宝剣
 ふうりゅうほうけん
 攻撃力182、龍属性120の片手剣。ドスでは寂れた坑道内の、老山龍の頭骨に刺さっており、伝説の竜職人から受注する老山龍撃退クエストをクリアすることで抜いて入手できる。P2ではジャンボ村武勇伝を素材にして「封龍宝剣C」を生産できる。剣は漢字の「竜」の字を模しており、盾はなにかの骨を飾りつけたようなデザイン。龍属性武器が多いドス以降でこの性能では、実用的な武器とはとても言えない。また入手条件が老山龍撃退後、古龍撃退後(生産素材に古龍骨が必要)と遅く、入手したときには大抵他に龍属性武器を持っているというジレンマがある。コレクション武器の枠を出ない。


笛ブースト
 ふえぶーすと
 狩猟笛の演奏効果でパラメータを強化すること。攻撃力Up【大】や防御力Up【大】はパーセンテージで上がるので、もともとのパラメータが高い終盤はとんでもなく上昇する。


不祥事
 ふしょうじ
 ガノトトスの水中死、ナナテスカトリの溶岩死、切った尻尾が岩の上など、折角倒したのに剥ぎとれなくなってしまうこと。水中死や溶岩死は気をつければ何とかなるが、時たま変なトコロに飛んでいく尻尾はもはや運。モンハンの神にでも祈るしかない。また、極めて稀だが、回線のラグで死体がワープした時にも起こる。


ぶったする
 ぶった‐する
 尻尾を切断すること。「ぶった切る」の変形。部位破壊のなかでも、尻尾切りは切断系攻撃でしか行えない。そのため、ただ「壊す」他の部位とは区別されることが多い。
 →用法「ぶったしてくる!」


物欲センサー
 ぶつよくせんさー
 欲しいと思っているアイテムに限って出なくなるセンサー。「逆鱗欲しかったのに物欲センサー発動しやがった!」というように使う。欲しいと強く念じれば念じるほどそのアイテムが出なくなる。逆に諦めているときや、何も考えていない初心者には出る。モンハンには物欲センサーがデフォルトで装備されていると言われる。基本的にはレアアイテムで多いが、場合によっては普通のアイテムでも出なくなることがある。筆者はドスのとき、クックの翼膜が14匹目まで出ず村長の依頼をなかなか果たせなかった。


プライベー
ト ぷらいべーと
 女性専用装備。黒と白を基調にしたシックなデザインのエプロンドレスで、メイドシリーズよりメイドっぽい。最も早く眼鏡がついた装備で、無印の頃から存在。髪型は縦ロール。世間ではツンデレっぽいと言われているとかいないとか。


振り向き撃ち
 ふりむきうち
 弓の技法のひとつ。突進してくるモンスターの横をすり抜けつつ力をため、振り向いて視界外のモンスターを撃つ。主に連射タイプの弓に使用。弓の利点は動きまわりながら攻撃できることであるが、Rボタンによる照準を使うと動きが止まるうえ、視点がPCの真後ろに固定されてしまうため背後に気を配りにくくなる。そこで、照準をつけないで撃ついわゆる「平撃ち」を行うわけだが、そうすると今度は著しく命中率が低下し、クリティカル距離も保ちにくくなる。振り向き撃ちは一見、見えないモンスターを撃つということで難しそうに見えるが、実は位置が読みやすいので正面に居るモンスターを平撃ちするよりも当たりやすい。また突進中のモンスターは連射矢のクリティカル距離を通過するのでダメージ効率もよい。避けつつ攻撃という、まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった風情。アーチャーを名乗るなら覚えておきたい。


フルフル
 ふるふる
 雪山や沼地の洞窟など、寒冷な気候を好む飛竜。洞窟内部で過ごすことが多いためか色素が欠乏した「白子(アルビノ)」状態になっている。鱗や甲殻はなく、全身が水分を多く含んだ「ブヨブヨした皮」で覆われており、衝撃は吸収し斬撃は滑らせて受け止める変わった存在。眼は退化しており、頭のない首の途中にいきなり口がついたような外見をしている。別名「空飛ぶ猥褻物」「セクハラ飛竜」。飛ぶことはあまり得意ではなく、特にスピードはハンターのダッシュより遅く、容易に追いつける。主な攻撃は噛みつき、尻尾振りまわし、帯電(体内発電)、電気ブレス、飛びかかりなど。洞窟内にいる時は天井にぶら下がってのヨダレ攻撃や天井からの落下攻撃も使う。全体的に動きが緩慢で、見ていれば避けるのは難しくないが、攻撃力が高く当たると痛い。特に電気ブレスや怒り状態の帯電飛びかかりは防御力次第で即死しかねない威力を持つ。また電気ブレスは防御不可である。弱ってくるとなぜか全く動かなくなり、飛び立つまで完全に無防備になる。
 名前の由来は魔導書「ゲーティア(またはゴエティア)」に登場する72柱の悪魔の一つで、稲妻や雷を操る能力を持つという。またウソつきであり、天使の姿をとることがあるというが、これが白い体色や、女Sガンナーのデザインに関係している公算は高い。また男女の愛を呼び起こすとも言われ、ある種卑猥な外見は悪魔の特性に由来していると思われるところが多い。


ペイントボール
 ぺいんとぼーる
 モンスター追尾用のアイテム。ネンチャク草とペイントの実から調合される。投げつけるとペイントの実が弾け、強烈な色とニオイをモンスターに付着させる。ハンターの鍛えられた鼻ならば、数キロ先からでもおおまかな位置がわかるようになるらしい。モンスターを見失うと戦うことすらできなくなるので、終盤まで必須アイテムとして使われる。また、石ころなどと同様に爆弾の起爆用アイテムとしても重宝される。
 無印のころはペイントすると、モンスターの向き・警戒/非警戒・飛行/着地までが手に取るようにわかったが、G以降はスキル「千里眼(探知/自動マーキング)」がないと場所しか表示されない。


ベッキー
 べっきー
 ミナガルデの酒場の受付嬢。メイドシリーズによく似た服(似ているが若干異なる。服の合わせ目部分のデザイン、スカートの丈など)を身につけている。自称ギルドの逸材。仕事中に居眠りを始めるなどかなりマイペース。小説版では「おやすみベア(ハンマー)」を所有。どうやらハンターとしての経験があり、ギルドナイトのような仕事もしているらしい。単純な受付係というよりギルドマスターの補佐的な立場。体形やしゃべり方などからするとたぶん二十代。


へたれ
 へたれ
 ぐずぐずのダメ野郎。P2では五十回リタすることで手に入る称号。人によってはものすごく欲しがったりする。あと、上位グラビの尻尾狙い戦術なんかをやっていると意外とあっさりもらえたりする。


ヘビィボウガン
 へびぃぼうがん
 二種類あるボウガンのうち、より大型のタイプ。ライトボウガンと比べると威力が高く、また強力な攻撃系の弾への対応で勝るが、武器出し状態での移動速度が遅く、サポート系の弾への対応が少ないという欠点がある。ライトボウガンと比べると、アタッカーを意識したタイプだと言える。強化で取り付けられるのはガードが可能になるシールドと、威力・命中精度・射程が向上するパワーバレル。見た目は総じて大きく、大形の軍用ライフルや大砲のような形状のものが多い。パワーバレルを着けた場合、ハンターの身長より大きくなる場合もある。あまりに大きいため、収納時は二つに折りたたんでから背負う。


ヘルパー
 へるぱー
 女性専用装備。ドス以降のギルド受付嬢の制服で、緑色を基調としたエプロンドレス。メイドシリーズ、プライベートシリーズと比べてスカートが少し長い。足はかぼちゃパンツに素足。その愛らしいデザインから女PC使いに高い人気があるが、同時に高い入手難度を誇る。とくにドスのころの、オオナズチの素材(角、翼膜)やコインが必須というのがかなり厳しかった。P2では手に入れやすくなったが、それでもドスビスカスやクリスタル系の素材が多く必要で、終盤まではおいそれと作れない。


ヘルパーU
 へるぱーゆー
 女性専用装備。ヘルパーのマイナーチェンジモデル。ドスでは強化途中のヘルパーから派生し、P2では新規生産となる。見た目はヘルパー装備をメイドシリーズの色に変えた物。ドスの時は派生に黒竜の素材が必要だった。あくまで色変え版なので、ヒーラーUほど独自の人気を獲得しているわけではない。



宝玉
 ほうぎょく
 古龍の体内に生成される結石。紅玉すらも霞むような美しさで、物によっては数万ゼニーの値がつくこともある希少品。紅玉とは違い、尻尾だけでなく本体からも剥ぎ取れる。それぞれの古龍の特性が凝縮されており、クシャルダオラのものは強い冷気を、テオ=テスカトルのものは高い熱量を、オオナズチのものは強い毒気を秘めている。ハンターの装備に取り付けられた時は、その秘めたる力を解放して、装備の性能を引き出す。


香港ジャンプ
 ほんこんじゃんぷ
 緊急回避の別称の一つ。ジャッキー・チェンのように跳ぶことから。微妙にヌケているのもジャッキー譲り?


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