■■ま行■■

マイナス会心
 まいなすかいしん
 武器についているクリティカル率がマイナスであること、もしくはその武器で攻撃したときに攻撃力が下がる逆のクリティカル(攻略本では「攻撃ミス」と記載)が発動すること。マイナス会心が発生すると基本ダメージがノーマルヒットと比べて0.75倍に下がってしまう。攻撃力の高い武器でもマイナス会心によってダメージが下がると他の武器と同じ、あるいは他の武器以下のダメージ効率になってしまうため、見切りや抜刀術で補う必要がある。


マカライト鉱石
 まからいとこうせき
 採掘で入手できる鉱石。別名燕雀石。鉄鉱石よりも良質な金属で、精製すると強度に優れた美しい青色の鋼になる。金属系の装備に多用され、ものによっては数十個単位で必要になる素材の壁。火山解放後は比較的簡単に入手できる。ポッケ村周辺にはマカライトの鉱脈があるらしく、大きなものなど一部は宝石としても珍重される(蒼天石)。ちなみに、現実に存在する石は「マラカイト(孔雀石)」。似て非なるものなので要注意。


マゾゲー
 まぞげー
 モンハンのこと。貧弱な装備のまま凶悪なモンスター蠢く大自然に放り込まれ、何度も何度もやられながら戦い方を覚えていき、次第にそれが楽しくなってくることから。一つの装備の生産にかかる素材やお金の多さも相当にマゾい。


街テオ
 まちてお
 戦闘街でテオ・テスカトルを撃退するクエスト。火山や沼地のクエストと比べて、迎撃用の装置やアイテムを使えるため難易度が低い。そのためか、G級のクエストでは無くなってしまった。


真っ二つ
 まっぷたつ
 鳥竜種のザコは、空中にいる時に切断系の攻撃でとどめを刺すと真っ二つに切れて死体が残らなくなってしまう。当然、剥ぎとりはできないので素材を集めているときに発生するとかなり困る。一番多いのは大剣や太刀の縦斬りに飛びかかってきた個体が巻き込まれるケース。また、飛びあがった直後でも空中と判断されるので、見た目は地上にいても真っ二つになることがある。


 まつり
 なんらかがひとつのこと(もの)に限られている状態。拡散弾限定の「拡散祭」、古龍連戦の「古龍祭」、黒龍連戦の「黒龍祭」、希少種連戦の「金銀祭」など。


水鉄砲
 みずでっぽう
 ガノトトス、ガノトトス亜種の使う流水ブレスのこと。飛竜の中でも最強クラスのガノトトスが使うだけあって、その性能は鬼。ガード不可なうえ、弱い装備だと即死も十分ありうる。離れているときはまず水鉄砲を使ってくるため危険だが、近づいたら近づいたで一撃必殺の体当たりを繰り出してくるのでやはり危険。



ミナガルデ
 みながるで
 無印、Gの拠点となる街。ポータブルには古龍迎撃戦がないので行くことができない(そもそもミナガルデには戦闘街がない)。険しい崖の岩棚を切り開いて作られた町で、活気はあるが規模としてはドンドルマより小さい。酒場や工房といった設備も岩壁に掘った洞窟内にあり、マイハウスの代わりにお金を払って泊まるゲストハウスがあるなど設備的なものもドンドルマとはかなり違う。受付嬢はベッキーさん。


ミラバルカン
 みらばるかん
 紅黒龍の俗称。バルカン、ルーツはともに正式名称は「ミラボレアス亜種」なので、ミラバルカンと呼ぶのは正確ではない。ただ一般的にはこちらのほうが通りがいい。名前通り赤と黒の龍で、特に怒り状態になって硬質化すると全体がオレンジ色(メルトダウン寸前のゴジラみたいな感じ)に輝く。黒龍が使ってきた技のほかに、メテオと呼ばれる火山弾攻撃をする。かわりに腹すべり(突進)はあまりやらない。メテオの脅威もさることながら、実際の敵はバルカン自身よりも戦場となる決戦場。クーラー必須、溶岩あり、足場狭いとかなり戦いにくい。そのため黒龍三兄弟のなかでもっとも狩りにくい相手である。


ミラボレアス
 みらぼれあす
 古龍種。通称「黒龍」もしくは「ボレアス」。その名前は「運命の戦争」を意味する。四本の脚に一対の翼という「古龍スタイル」の先駆者。細長く東洋の龍のような姿で老山龍ほどではないが巨大(というか長い)。攻撃のほとんどが即死級で、振り向き時の尻尾ビンタ以外の攻撃を喰らうと黄泉路送りにされる。一方で超越者故の余裕なのか、動きは非常に緩慢。見切れればそれほど脅威ではない。攻撃さえよけれれば楽に撃退できるので、上級者の資金源になる。


ミラルーツ
 みらるーつ
 祖龍の俗称。こちらも正式名称は「ミラボレアス亜種」。全体が白く輝きキリンを思わせる。後頭部から尻尾の先にかけてタテガミが生えていて、他の二種とは大きくイメージを異にする。メテオの代わりに落雷攻撃を使用し、またエリア全体に落雷を落とす攻撃も使用する。ただ全体落雷には当たらない場所があり、フィールドに暑さも溶岩もないため、本体の強さはともかく狩りやすさではバルカンより上。祖龍の素材から作られる装備は総じて強力である。


無印
 むいん/むじるし
 初代モンスターハンターのこと。読み方は人によって「むいん」「むじるし」に分かれる。筆者は後者。のちの作品では付いている「G」「2(ドス)」「ポータブル」などの単語が付いていないことからこう呼ばれる。最初期の作品らしくのちの作品とは違っている部分が多く、のちの作品から戻ってくるとかなり違和感がある。相違点は「モンスターの種類が少ない(亜種さえいない)」「属性値や防御力の数字が少ない(滅一門の龍属性が43、ドラゴン剣士の総防御力が120など)」「アイテムボックスの容量が少ない(64マス)」「防具の強化がない(G装備も派生ではなく新規生産)」など枚挙にいとまがない。それでも今のモンハンの栄光の礎を築いた偉大なソフトである。


無属性
 むぞくせい
 攻撃に属性が付いていない状態。無属性武器は属性つきに比べて敬遠される傾向にあり、特に片手剣ではそれが顕著。反面、属性耐性が極端に高い相手には有効である。



めくり
 めくり
 ガード可能な方向以外からの攻撃で、ダメージを受けてしまうこと。慣れているとそうそう起こるものでもないが、ウカムルバスの尻尾薙ぎ払いなど複数回の当たり判定がある場合、当たり判定が背後に発生するとガードしていてもダメージを受けてしまうことがある。広義では逆ガードと同じだが、狭義ではミス等ではない不可避な状況を指すことが多い。


メテオ
 めてお
 紅黒龍が使う攻撃。噛み付くようなアクションをして、上空から複数の火炎弾を落とす。通称メテオだが、戦場が決戦場であることを考えると火山の火口から飛んできているのだろう。黒龍系の攻撃らしく、直撃すれば即死。掠っただけで半殺し。



メラルー
 めらるー
 食雑目に属する獣人種。猫のような姿をしているアイルーと同族。こちらは体色が黒く、鼻先、手足の先、尻尾の先が白い。非常に手癖が悪く、ハンターを見つけると手に持った道具(メラルーガジェット?)でこちらのアイテムを盗んでくる。アイテムを盗られるのだって十分嫌だが、盗み攻撃で足を止められたところで大型モンスターが攻撃を重ねてくるのが一番怖い。盗みには彼らなりの流儀があるらしく、レア度の高いアイテムは盗まない。またマタタビや魚類があると優先的に盗んでしまうという弱点もある。とはいえ、マタタビだってくれてやりたくはないし、武器が強くなってくるとアイテム欄の節約のためにもマタタビを持ち歩かなくなるので結局掃除されることになる。ちなみに倒すと地面に潜って逃走し、まれに落し物(大概は秘密のポーチや大食いマグロ)をする。メラルーは基本的に人間と折り合いが悪く、ほとんどが人間と離れて暮らすが、なかには人里に出てきて働く変わり者もいる。逆に盗みを働くアイルーもいる。さらに、ジャンボ村のアイルーの雑貨屋で売られている商品はどうやらメラルーが盗んできた別のハンターの道具であるらしい。


モス
 もす
 密林やジャングル、沼地などに生息する小型モンスター。豚のような姿をしており、実際倒すと肉を剥ぎ取ることができる。「キノコハンター」の別名を持ち、エリア中を嗅ぎまわってはキノコを食べている。そのキノコにかける執念は凄まじく、直接危害を加えられない限り大型モンスターがやってこようと、近くで仲間が殺されようとキノコ探しをやめない。攻撃を受けると、皮が硬く発達した頭で突進をして攻撃する。もともと小型なこともあって威力自体は大したことないが、足を止めることはできるので大型モンスターが一緒にいる時は危険。なにより一番腹立たしいのは、攻撃したのがほかのモンスターや場合によっては別のモスであっても、ハンターを狙ってくるということ。逆恨みもはだはだしいが、彼らなりの事情があるのだろうか。その特性ゆえに、草食種でありながら掃除の対象になる。なお、彼らの体からは肉、キノコ類の他に「モスの苔皮」という素材が手に入るが、確率が低くレアなうえにモスをわざわざ狩ることが少ないので手に入れる人はほとんどいない。


モドリ玉
 もどりだま
 行商バァちゃんか調合で入手が可能なアイテム。調合レシピは「ドキドキノコ+素材玉」。使用すると緑色の煙が噴き出し、一瞬にしてキャンプに戻ることができる。納品クエストで納品までの時間を短縮するのに使われるほか、緊急時の離脱や撃龍槍使用で砦の上に行くのに使用されたりする。大闘技場、決戦場、古塔最上階のように本来戻ることができないはずの場所でもモドリ玉を使用すればキャンプに戻ることができる。最大所持数は1個だが、素材を持ちこめば11個まで使用可能。便利なアイテムだが、煙が出てローディング画面が出るまでの間に攻撃を受けると効果がキャンセルされ、戻れなくなるという弱点がある(しかも、アイテム自体は消費されてしまう)。また、古塔最上階から戻った場合はキャンプから最上階まで移動する必要があるので、パーティプレイでは戻った直後にモンスターが死亡し、剥ぎとれなくなるという事態が発生してしまうことがある(他の狩場でも起こることだが、道のりの長い古塔ではとくにそれが顕著)。いずれにしても使用時は注意が必要。


モノブロス
 ものぶろす
 砂漠に生息する飛竜。頭の先端部分に長い角が生えており、後頭部には襟巻き状の飾りがついている。頭殻が非常に頑丈にできており、突進を主な攻撃手段とする。その他の攻撃手段はタックル、尻尾振りまわし、尻尾薙ぎ払い、地中強襲など。攻・守・走と三拍子そろった強力な飛竜で、ブレスこそ吐かないがかなりの難敵。むしろ、ブレスを吐かないがゆえに隙が少ないとさえ言えるだろう。頑丈な頭と四肢を使って地面に潜ることができ、音を頼りに地下から襲撃することができる。潜行中は音爆弾で引きずり出せるが、怒り状態の時は効果がない。その巨体を俊敏に動かすため、心臓もかなりタフにできていて、心筋はほぐして服に縫いこむと高い防御力を持つようになり、内部に溜められた血液は古龍の血のように刃物の鍛錬に使用される(モノブロスハート)。角は赤茶けているがこれは土や砂がこびりついているためで、洗浄するとその鮮やかな色を取り戻す(真紅の角)。ココット伝説に語られるように倒したものは英雄と呼ばれるが、シングルにしか登場しないので上位プレイヤーには少し物足りないかもしれない。


モノブロス亜種
 ものぶろすあしゅ
 砂漠に生息する飛竜、モノブロスの亜種。砂漠色をした本家とは異なり、全体が新雪のような白銀をしている。見た目の相違点は色だけだが、体力をはじめとしてパラメータが格段に向上しており、特に怒り状態時の俊敏性は脅威。また亜種ゆえか大きいサイズが出やすく、横幅が広がることで突進が避けにくくなっている。モノブロスを倒したハンターでも一筋縄ではいかないだろう。


モン
 もん
 ゲームドラマ「ハンター日誌」シリーズの主人公で、駆け出しハンターの女の子。ベテランハンター・D.D.に師事しており、借金や面倒事を押しつけられたりしているが、実は最初以外何かを教わっている場面はない。デイビーと同じくなぜか関西弁で話す。口グセは「こっちも生活かかってんねん!」。片手剣使いだったが、ハンター日誌1の終盤でD.D.の遺品(笑)の斬破刀を使い、ハンター日誌G以降は双剣士に転職。最終的には封龍剣【超絶一門】を使いこなすまでになったが、本人いわくまだ「新米に毛が生えた程度」である。ハンター日誌そのものとともに結構人気があり、小説版にゲスト出演したり、ピンキーストリートでフィギュアになったり、カードゲームのイラストになったりと大忙し。さらにP2Gでは、クエスト依頼者としてさりげなく登場している。しかしなぜか本業のハンター日誌はドス以降休業中。早く復活してくれ…


モンスターハンター(クエスト)
 もんすたーはんたー(くえすと)
 P2G最難関クエスト。村上位(ネコート)クエストだが、出現するモンスターはG級で、リオレウス・ティガレックス・ナルガクルガ・ラージャンを連続で狩るという激しくマゾいもの。モンスターだけでなく時間との勝負にもなるので、生き残る技術だけではクリアできない。クリアするとネコートさんから「鷹見のピアス(スキル・自動マーキングが一発発動)」がもらえるが、難易度に対して賞品がショボすぎるとブーイングの嵐。せめて「静寂のピアス(スキル・高級耳栓が一発発動)」がもらえるなら、まだやる気も起きるというものだが。


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