■■た行■■
大剣 たいけん
武器ジャンルのひとつ。身の丈ほどもある巨大な剣。切断系武器のなかで最も攻撃力が高く、足を止める必要はあるが威力の高い溜め斬りも使える。抜刀時は重たい剣を支えるために応援団の旗持ちのように構える必要があり、移動速度がヘビィボウガン並に遅い。ただ、武器の収納自体は早く、大剣は武器出し攻撃→前転回避→武器収納→離脱、という一撃離脱戦法が基本スタイルになるためそれほど問題にはならない。性能は低いが、刀身を盾にしてガードすることも可能。見た目よりバランスが良く、大きな剣というヒロイックな外見もあり人気のあるジャンル。ただ、どうしても武器の特性上弾かれ易く、武器出し攻撃が上段からの縦斬りということもあって、身体の上面の肉質が硬い相手(バサルモスやグラビモス)は天敵。また全体的に肉質の硬いモンスターが多くなる終盤は辛い。最後までメインウェポンとして使うには、攻撃が弾かれなくなるスキル(「見切り」や「心眼」)が必要になる。
2以降、溜め斬りが追加されたが、独特の操作性から扱いやすいとは言えなかった。しかしP2G以降では「抜刀」「集中」と言った大剣に適したスキルが増え、溜め斬りもかなり使いやすくなっている。
第七聖典 だいななせいてん
ガンランスのコンボのひとつ。切り上げで浮かし、砲撃を連続で叩きこむ。元ネタは格闘ゲーム「MELTY
BLOOD」のキャラクター、シエルが使うアークドライブ(必殺技)。見た目が非常にカッコイイが、切り上げで殺してしまうと砲撃がヒットせず、浮かせられないとコンボにならないなど条件が厳しい。実戦的なコンボではなく楽しむための自己満足的な技。強力すぎるガンランスでは切り上げで即死されるので、ある程度弱い武器のほうがいい。なお、使える相手は鳥竜種のザコだけ(牙獣種などは浮かないため)。
大砲 たいほう
砦や戦闘街に設置されている対大型モンスター用の大砲。一発の威力は250とバリスタの2.5倍(バリスタは50×2)もの威力を誇るが、持つと運搬状態になる弾を運ぶ必要があり、また装填すると自動で発射されてしまう(タイミングを選べない、狙いも付けられない)など問題が多い。無理して運んでも劇的な効果は上がらないので、バリスタを採取しなおすほうが無難。現在では実用的な設備というよりも、待ち時間の暇つぶし(無駄撃ち)などに使われる。
大砲の弾 たいほうのたま
大砲を発射するのに必要なアイテム。一度に一個しか持てず、入手すると運搬状態になる。他人やモンスターから攻撃を受けたり、その場に捨てると爆発し、爆発には20のダメージがある。気にならない程度のダメージだが、前転回避で自分は避けつつ、採取中の仲間に当てるなどのイタズラに使える。仲のいい仲間以外にはやめよう。
大砲モロコシ たいほうもろこし
P2Gより登場したガンランス。砲モロコシ系最終強化。砲モロコシ同様、フザケた外見と効果音を持つが、その戦闘力は絶大で、特に砲撃レベルは数少ない5。攻撃力も598と高く、切れ味も白こそないものの長めで、非常に扱いやすい強力な武器。スロットが三つ開いているのも見逃せない強み。
太刀 たち
2から追加された大剣の派生型武器。基本的な形は日本刀タイプだが、西洋剣タイプや鎌形の変わり種もある。振りが早く、大剣では追いつかないような相手にも攻撃を当てられる。武器が細く軽いため、抜刀時の移動速度も速いが、代わりにガードができない。カタログスペックでは大剣よりも攻撃力が高く優秀に見えるのだが、モーション倍率が低い上に弾かれやすいので第一印象ほど使い勝手はよくない。どうせなら片手剣くらい刃が通って欲しかったのだが。倍率の関係で倒すまでに時間がかかることが多く、実戦的とは言えないのだが、形に惹かれて使うハンターは多い。追加された太刀・ガンランス・弓のなかでは一番使われているのではないだろうか。
P2以降、ソロプレイではそれなりに使えるレベルの強さになったが、パーティプレイではそのリーチの長さ、攻撃範囲の広さが逆に災いして味方を巻き込みやすい危険な武器になった。モーション倍率の低さゆえ、片手剣並にがむしゃらに攻撃しないと満足にダメージを与えられないのだが、振り回したり気刃斬りを多用すると味方の攻撃や離脱を阻害してしまい、結果的にパーティ全体の攻撃力を下げてしまう。かといって巻き込まないように縦斬りなどに終始するとアタッカーとして成立しないというジレンマを抱えている。味方を巻き込まず、かつ大きなダメージを与えるにはかなりの修練が必要な玄人向きの武器。
タツジン系武器 たつじんけいぶき
クロオビ系の武器から派生するシリーズ。秘境セットを手に入れないと出会うことすら叶わない金竜銀竜の素材を惜しげもなく投入しているのはまだいいとして、金竜と銀竜どちらかの素材しか使っていないはずなのに、仕上がってくるとちゃんと両方の素材が使われているのがコワイ。どこで手に入れたのか・・・マジカル☆ウラルートくんか?
溜め斬り ためぎり
大剣の攻撃の一つ。縦切りのように肩越しに構えるがそこで動きを止め、力をためて全力で振り下ろす。ドスから追加された。ドス、フロンティア(コントローラー使用)の場合は右スティックを手前に倒し続けることで、P2では△ボタンの押し続けで発動。スタミナは消費しない。他の攻撃と比べても威力が高く、まさに必殺の一撃となるが、ハンマーや弓の溜めと違って移動できない(ある程度方向は修正可能)。そのため、動き回っている相手には使用できない。また3段階ある溜めの最大まで力を溜めると自動的に斬りかかってしまうため、溜めたまま待ち伏せるというのも無理である。溜め中はスーパーアーマー状態になるが、当然吹き飛ばし系の攻撃には崩されてしまう。その特性ゆえにかなり使いにくく、実際狩りで使用できる場面は多くない。大体は飛びあがった飛竜が降りてきたところを狙う、閃光やトラップ、麻痺、睡眠で動きを止めたところに使うというのが一般的。この溜め切りを要所で使えるようになれば、一流の大剣使いである。
P2G以降では溜め時間を短縮できる「集中」、武器出し攻撃が必ずクリティカルになる「抜刀」などのスキルが追加されたことによって扱いやすくなり、使用頻度が増した。大剣自体の攻撃力もかなり高くなっており、物によっては爆弾並の破壊力となるため溜め切り愛好者が増えているとか。
チキン戦法 ちきんせんぽう
積極的に戦わない文字通り逃げ腰の戦闘スタイル。極端な安全策を取る場合(どんな相手にも拡散祭、とか)なんでもチキン戦法と呼べるが、より常道のチキン戦法としては「すぐエリチェン」が挙げられる。被弾したらエリチェン、切れ味下がったらエリチェン、怒り出したらエリチェン…と枚挙にいとまがない。それ自体が悪いわけではない(たとえば訓練所などではかなり需要がある)が、PT戦などでは避けたほうが無難。
地形 ちけい
ある意味モンハン最大の敵。地形を味方につけるとかなり有利に戦えるが、敵に回すととてつもなく恐ろしい。壁際に追いつめられてカメラの位置がおかしくなるなんてのは日常茶飯事で、逃げ場を封じられるなんてのもよくあること。更には、突進や飛びかかりが地形に沿って曲がり、当たらない位置にいたのに直撃、なんてこともある。特に怖いのが雪山や砂漠、密林などにある崖状の地形。いわば「見えないカベ」になっており、しかもグラフィックの崖よりもエリアは狭くなっているので、時々信じられない曲がり方をする。壁にしろ崖にしろ、近寄らずエリアの真ん中付近で戦うのが鉄則である。
チャチャブー ちゃちゃぶー
食雑目に属する獣人種。アイルーやメラルーに近い種類で、高い知能を有する。ペインテイングの施された大きな仮面を被っており、手には狩り場で死亡したハンターの武器を奪ったらしく鉈状の刃物を持つ。そのため見た目の割に高い攻撃力を持ち、大型モンスター並のダメージを受けることもある。執拗にこちらを攻撃してくるうえに小さくて攻撃が当てづらく、しかも体力が多いため掃除もままならない。また普段はキノコや鉱石などに擬態しており、擬態を解くかどうかはランダムである。先に倒しておこうとしても擬態を解いてくれないと攻撃を当てることすらできない。大型モンスターがいる時に限って襲いかかってくるのでかなり厄介である。鉈による攻撃のほかに、小型の爆弾を投げつけてきたり、吸い込むと眠ってしまうガスが出る睡眠煙玉を放ってくるなど攻撃も多彩。体力をゼロにすると、アイルーのように地面に潜って逃走するが、その際被っている仮面を残していく。この仮面からは素材をはぎ取ることができる。また、落し物をすることもある。
中隊長 ちゅうたいちょう
へたれの代名詞。元ネタはヨウツベにUPされたMAD「モンハン・ライアン」に登場した人物のこと。中隊長という立場にありながら「レイアのサマソが避けれない」「クーラードリンクとレッドオイルを間違える」「すぐリタしようと言い出す」「クックに苦戦する」など逸話に事欠かない。同じようなことをするへたれハンターに「この中隊長が!!」という用法で使用する。
貯金 ちょきん
自分が狩りやすいと思うボスモンスターを多めに狩っておき、素材をストックしておくこと。いざ大金が必要になったとき、売却してポケットマネーに変えることができる。鉱石などでもできることはできるが、効率を考えるとモンスターの素材のほうが適している。売却価格の高い素材を持つモンスターが好まれる。「キリン貯金」「アカム貯金」「ゲリョス亜種貯金」など。
番 つがい
夫婦関係にある飛竜。リオレウスとリオレイア、ディアブロスとディアブロス亜種など。前述した飛竜が同時に登場した場合、番だと判断できる。リオレウス、リオレイアの番の場合、リオレウスが空からの警戒・監視を担当し、リオレイアが餌の確保を担当する。この状態は少なくとも、子竜がある程度の大きさに成長するまで続き、数か月から数年にわたって夫婦関係が成立する。一方、ディアブロス・ディアブロス亜種の番の場合、夫婦関係はお互い縄張りの中に居るのを許す、という程度ではるかに消極的なもの。外敵の排除や子育てで協力することもなく、出産後の子育てをどちらが行うのか(あるいはどちらも行わないのか)は不明である。
ディアブロス でぃあぶろす
砂漠に生息する飛竜。モノブロスに近い種類で、ねじれた二本の角が特徴。突進、尻尾払い、回転尻尾、タックル、潜ってからの地中強襲と攻撃の手段はモノブロスとほぼ同一だが、体力が減ると怒りやすくなり、最終的には1発当てただけで怒り出すなどかなりの強敵。体力も多く、攻撃の機会が少ないこともあって倒すのにはかなりの苦労を強いられる。
ディアブロス亜種 でぃあぶろすあしゅ
漆黒の体躯を震わすディアブロスの亜種。原種と比べて攻撃力や俊敏性が上がっており、ただでさえ強いディアブロスがなお恐ろしくなった。亜種とは呼ばれているが実際は繁殖期のメスが警戒色となったものであり、生物学的には原種と同一の種。
ティガレックス てぃがれっくす
平成ウ○トラマンのような名前を持つ飛竜。名前通りティラノサウルス・レックスに似た頭部を持ち、ブレスを吐かない代わりに近距離では鬼のような攻撃力を誇る。特に突進は四足歩行ということもあってかなり避けにくい。また密接しているとラージャンのような回転攻撃をしてくることもある。
またバインドボイスにダメージがあるなどこれまでと同じ要領では倒せない相手。
D.D. でぃーでぃー
ゲームドラマ「ハンター日誌」に登場する人物。中年のベテラン剣士で、斬破刀を愛用する。無印では大剣使いだったが、太刀と大剣が分かれてからは太刀使いということになる。新米ハンター、モンと狩場で出会い、狩猟のイロハを教えるうちに師弟関係になった。腕は滅法立ち、リオレウスやディアブロスとも単独で渡り合える猛者だが、性格のほうはかなりヘン。モンに気合を入れるために死んだフリをしてみたり、試着した防具のまま何ヶ月も狩りに出てしまったりと暴走が目立つ。そのため、弟子のモンは振り回され続けており、「ハンター日誌Dos」ではついに(意図的ではないとはいえ)モンに借金を肩代わりさせてしまった。モンの師匠ではあるものの、最初以外は何かを教えている様子はない。
なお、D.D.は当然本名ではなく、「ダイナマイト・ダンディー」の略。このへんのセンスもやはり普通ではない。
DPS でぃーぴーえす
「Damage per second(単位秒あたりのダメージ)」のこと。DPSが高いほうが単純に攻撃力が高い。たとえ武器のカタログスペックでの攻撃力が高くても、モーション倍率や手数の関係でDPSが低くなることがある。ちなみにDPS上位の武器は、一般に1位:ハンマー 2位:双剣 3位:片手剣と言われる。
デスパライズ ですぱらいず
序盤オススメ武器。通称デスパ、デスパラ。攻撃力210、麻痺属性260の片手剣。
片手剣としては攻撃力も高めで、切れ味もそこそこ、麻痺属性付きというありがたい性能。麻痺時間の極端に短いフルフル以外のモンスターには優れた能力を発揮し、パーティプレイなら終盤でも使って行ける。しかもゲネポスの素材が中心なので入手難度も低い。攻撃力の不足しやすい序盤では、直接攻撃するにしろ爆弾や罠を駆使するにしろ、麻痺属性が役に立つ。終盤でも麻痺役として活躍できる。麻痺させつつダメージを与える場合はデスパライズを、麻痺に専念する場合はメラルーガジェットを使用するといい。
徹甲榴弾 てっこうりゅうだん
モンスターの甲殻を貫通した後、体内で爆発するボウガンの弾。説明からすると強そうな弾だが、爆発が一回限りで拡散弾に比べると弱い。また、最大所持数こそ9発と多めだが、現地調合の素材が多く持ち込めないので、効率もあまりよくない。基本的には魚竜種に撃ちこんで、爆発音で地上に引きずり出すのに使われる。ボウガンの場合、音爆弾の節約にもなって便利。だがそれ以上の存在ではない。地上に出したあとは貫通弾や電撃弾のほうが有効。
デンプシー でんぷしー
大剣の薙ぎ払い→斬り上げの無限コンボ、もしくはラージャンの連続ラリアットのこと。デンプシーの名はボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、ジャック・デンプシーが編み出した技、デンプシー・ロールに由来する。上半身を、∞を描くように振り、身体が戻ってくる反動を利用して連続でパンチを叩きこむ技…らしい。大剣のデンプシーは味方を巻き込みやすい割にダメージが少なく、敵には当てにくいということもあって敬遠される攻撃。あまり多用すると仲間に嫌われる。
砥石 といし
文字通り、刃こぼれした武器の切れ味を回復させるアイテム。大概は支給品の携帯砥石で間に合うが、支給品のない(届くのが遅れる)上位クエストや、双剣のように切れ味の下がりやすい武器の場合は自前の物を持っていく必要がある。とはいえ、店で安価で買えるうえにほとんど使われないので、採掘などで手に入れた場合はバッドアイテム扱いである。
トウガラシ とうがらし
名前通りのトウガラシ。そのままでは食べることができないが、にが虫と調合するとホットドリンクに、特産キノコと調合すると特産キノコキムチになる。体が温かくなる効果があるというが、むしろ発汗作用が促進されると余計に寒くなる気がする。辛い料理は暑い地域に多いことだし。
胴系統倍加 どうけいとうばいか
胴装備以外の部位に存在しているスキル。それ単体では何の意味もないが、なんらかのスキルを持つ胴装備と組み合わせると、胴装備のコピーとして機能する。胴装備に装飾品が付いている場合、装飾品のスキルポイントも倍加する。素材などが足りずフルセットの装備を揃えられない時など、胴以外の部位をすべて「胴系統倍化」にすると簡単にスキルを発動できる。一方、スロット穴が付いておらず、防御力がガンナー程度しか無いなど難点もある。使いようによっては便利な装備。
ドス どす
モンスターの群れの頭。小説版などで漢字で書かれる場合は「頭目級(ドスクラス)」と呼ばれる。ドス○○と言う名前のモンスターはそれぞれの種のリーダーであり、生物学的には全く同一の種類。先代のリーダーが死ぬか、リーダーに挑戦した若い個体が戦って勝利すると代替わりが起きて新しいリーダーのもとに統率されるようになる。頭目級モンスターの中には通常体と姿や大きさが異なるものが多いが、これはリーダーになってから変化が訪れるものであるようだ。ほとんどの場合、頭目級の特権としてほかの個体より食料を多く食べることができたり、頭目級にしか食べることを許されない特定の食糧を食べることによって変化するといわれる。なにが変化のキーになっているかはそれぞれ異なる。頭目級は群れの食糧やメスなどを独占する権利を持つ一方で、外敵に対しては率先的に攻撃する必要があり、群れの通常体に指示を出すこともある。また名前にドスこそつかないが、群れのリーダーである頭目級、という意味ではババコンガやドドブランゴも頭目級と言えるかもしれない。逆にダイミョウザザミやショウグンギザミは大きいだけで頭目級ではない。頭目級のモンスターは通常、群れに1匹のみだが、まれに複数の個体が同時にリーダーになっていることがある。こういう場合は、たいてい兄弟など血縁関係であるらしい。
ドスイーオス どすいーおす
沼地や火山に生息するイーオスの頭目。瘤状の頭部が特徴だった通常体とは異なり、板状の大きな鶏冠を持つ。鳥竜種でありながら飛竜に迫るほどの体力を持ち、毒液を吐くなど一筋縄ではいかない。攻撃力も高く、倒すにはちゃんと避けられる技量か、攻撃をものともしない防具が必要だろう。周りのイーオスの体力も高く、掃除しにくいことも難しい理由の一つ。特に上位では囲まれるとかなり危険な状態になる。
ドスガレオス どすがれおす
砂漠に生息する砂竜ガレオスの頭目。通常体の数倍にもなる巨体と、浅黒い体表を持つ飛竜。魚竜種であるため前後に長く、序盤に出現する飛竜としては大型だが、強さのほどはそれほどでもない。生態はほぼ通常体のガレオスに準じ、普段は広い砂漠を回遊している。体が大型になった分、体内の砂塵袋も大きくなったようで、砂ブレスを連続で吐きかけるなどの攻撃が可能になっている。また滑空しながらの噛みつき攻撃には麻痺属性が付加されており、しかもランゴスタの針などと違って100%発動する。ガレオスと同じく地上での動きは緩慢だが、攻撃力は高く、また尻尾攻撃や体当たりは魚竜らしくリーチが長い。とはいえ、それ以外の能力は軒並み低いので、ガードや回避がちゃんとできれば苦戦する相手ではないだろう。特に、普段砂の鎧に守られているせいか肉質がかなり柔らかい。体力が減ると特定のエリアに逃げ込んで眠り、体力を回復するなど飛竜としての性質ももちろん持ち合わせている。
ドスギアノス どすぎあのす
雪山に生息するギアノスの頭目。ギアノス自体は古塔にも生息するが、古塔にドスギアノスが登場することはない。ギアノス通常体を大きくして、青緑色の大きな鶏冠をつけたような見た目。パラメータ的にはドスランポスとほぼ同じで、攻撃手段に氷液を吐きかける攻撃があるくらい。ただ、氷液は隙が大きいので「攻撃手段が多い=強い」とは言えない。周りのギアノス通常体に気をつければ討伐するのは難しくない。トレジャーに登場したときは「ギアノスの秘宝」「ギアノスのモモ」「グリーンフィン」などが剥ぎとれる。
ドスゲネポス どすげねぽす
砂漠に生息するゲネポスの頭目。クエストはないが、沼地にもいる可能性は高い。他の頭目級鳥竜種と同じで、鶏冠が大きく発達している。攻撃方法はドスランポスと同様だが、飛びかかりに麻痺属性が付加されており、喰らった時稀に麻痺させられる。なお、通常体と違ってなぜか噛みつきには麻痺が付加されていない。対処法は他の鳥竜種と同じでいいが、周りの通常体もろとも体力が上がっているので若干難易度は高い。
ドスケルビ どすけるび
誰が呼んだかキリンの別称。ぱっと見はそのものズバリ、長(ドス)ケルビ。
ドスファンゴ どすふぁんご
密林や沼地、雪山に生息するファンゴの頭目。別名「乙事主(おっことぬし)様」。森丘と火山では現在のところ確認されていない。白い体毛と、反り返った大きな牙が特徴。突進が主な攻撃手段だが、通常体と違って長距離と短距離の突進を使い分けてくる。また密着していると牙を振りまわす攻撃を使ってくることがあるが、この攻撃は出が早く、位置取りによってはかなり避けるのが難しい。体力も鳥竜種より多く、飛竜に近いくらいなので、武器によっては長期戦が予想される。ドスファンゴは鳥竜種と違い、エリアチェンジでは体力が回復しないが、代わりに特定のマップに移動して眠ることがある。
なお、極めてまれな事象だが、ドスファンゴが地面に潜ることがある。これは、水中や崖の上など本来ドスファンゴが行けない場所に行ってしまった時、エリアに復帰するために行うようだ。密林ドスファンゴのクエストなら9番のエリアで狙って起こせるが、残念ながらP2にはクエストが存在しない。
ドスランポス どすらんぽす
密林や森丘に生息する、ランポスの頭目。見た目に違うのは大きさ以外では、赤い大きな鶏冠であろう。爪も通常体より大きく発達しており、色が赤い。攻撃方法はランポス通常体と同じで、噛みつきと飛びかかりのみ。攻撃手段が前方にしかないので側面や背後に回り込めば一方的に攻撃できる。また、頭目級ではあるがやや非好戦的で、何もせずにこちらを窺うことも多い。体力はボスの中で最低で、隙も多いので倒すのに苦労はしないはず。周りのランポスの掃除さえ行われていれば、いともあっさり討伐することができる。
ドドブランゴ どどぶらんご
雪山に生息する牙獣種。別名「白獅子」。見た目は白いサル。ただし動きは、猿と言うよりライオンなどの肉食獣に近い。ブランゴの頭目級であり、常に配下のブランゴを連れて群れで行動している。ブランゴに命令を出して集団で獲物に襲い掛かり、配下のブランゴがやられても遠吠えするなどしてすぐに新たな個体を呼び寄せてしまう。ただし、長く発達した牙がリーダーの証であるため、これを折られると威厳を失い、手下を呼び寄せられなくなる。知能も多分に発達しており、毛づくろいしてペイントを落としたり、雪玉を投げつけるなどの攻撃を行う。雪中潜行も可能で、口から低温の息を吐くことも。他には、しなやかな体を生かしてのラリアット、飛び付き、プレス、ネコパンチなども行う。牙獣種特有の前後左右に翻弄する動きに加え、群れでの戦いがメインになるということもあって他のモンスターと同じにはいかない強敵。
ドドブランゴ亜種 どどぶらんごあしゅ
砂漠地帯に好んで生息するドドブランゴの亜種。別名「砂獅子」。砂が付いているのかもともとの毛の色なのかは判然としないが、砂色の体を持つ。群れで行動する原種と違い、常に一匹で行動し、群れることはない。砂漠地帯にブランゴ亜種とでも呼ぶべきモンスターが存在しないことから、ある程度大きくなってから砂漠に棲みつくものと予想される(非公式、筆者の私見)。砂漠に適応しているため熱に強く、逆に冷気に弱い。どちらかと言うと肉弾戦を好む原種と比べ、岩を投げる遠距離攻撃を多用する点が大きな違い。岩投げには多くのパターンが存在し、全てを見切ってかわすのは困難。また冷気ブレスは、砂を吐きかける砂ブレスに変化しており、当たると視界を奪われ気絶状態にされる。
トレニャー とれにゃー
P2から登場したキャラクター。集会所にいるトレジィの弟子で、似たようなヘルメットにゴーグル、リュックサックという姿をしている。ポッケ農場の湖の桟橋におり、依頼をすると狩り場へ冒険の旅に出て珍しいアイテムを持ちかえってくれる。デスギア系装備に使う「禍々しい布」、ヤマツカミの「龍木」「龍苔」などはトレニャーでしか手に入らない。また、「獄炎石」「電撃袋」といった希少素材の入手予備手段としても使用される。農場の拡張がすべて終わった後は、ほぼこのトレニャーにポッケポイントが注ぎ込まれる。
余談だが、帰ってきて岸に倒れているトレニャーは話しかけるまで倒れっぱなしであるw(たまに忘れられて数クエスト分放置される)。
ドンドルマ どんどるま
ドス以降でハンターの拠点となる街。携帯機のP2でも古龍迎撃戦のクエストで行くことができる。岩棚を切り開いただけのミナガルデと比べるとかなり大きく、施設も充実している。見た目の特徴は石造りの建物が上に伸びている、民家らしき建物があるなどより生活感のあること。町の広場から長い階段を上がると、上位クエストを受注できる大老殿に行くことができる。
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